しかし、あなたがその命を失わずに済んでいるのは、
カーマスリビアの英雄であるからに他ならない。
乱世に華咲く英雄は、いつの世も歓迎されるものであり、
揺ぎなかった権力でさえも打ち崩し、新しい歴史を刻む唯一の者。
その英雄がカプラスの偽書に従ったのなら、
ただの剥製となってその生を終え、
我々の記憶からは消え去っていただろうに、こうして生き残り、
再び戻って来たということは、よほどの腕を持っていることが証明されたようなもの。
あなたに対する全ての警戒を解き、真実だけを話そう。
実のところ、日誌を盗まれたとき、カーマスリビアの英雄の仕業だと考えた。
でも英雄は、あの日誌が偽物だとは夢にも思わず、
本物の日誌を持っている者なら、決してするわけのない行動をしていた。
そう…全ては最初から計画されていたのだ。
オーウェンをオーディリタに誘い込み、彼女を生かしておいたことも、
キエナをサルンの境界に送ったことも、全て計画されたことだった。
オーウェンへの古くからの情？そんなものはなかった。
全ては、日誌を盗み出した真犯人をあぶり出すための仕掛けに過ぎない。
どうだ？次はあなたの番だ…。
アリエン様から真実を聞いて、
どちら側の英雄として生まれ変わるのか、真剣に考えてみるのだ。
昨日の敵が今日の友になれる、最後の機会だ。

アリエン様から真実を聞いて、
どちら側の英雄として生まれ変わるのか、真剣に考えてみるのだ。

善と悪は今や古い絆に過ぎず、
生き残ることだけが美徳になる、新しい時代となった。
我々は手段を選ばずに成長し、
まもなく堕落者となった姉妹たちも、仲間として迎えることになるだろう。
千年もの間、木や石のように自分の場所を守っていた、
この地の最終兵器たちも、我が軍勢に加わった。
我々はハドゥムを壊滅させたあと、この世界を滅ぼすために、
闇に対して扉を開いた二人の女王を失脚させ、
セペルはアイネルと共に政権を奪還するであろう。
どうだ。この真実を聞いても、彼らと共にするつもりか？
ブロリナとウィオレンティアの権勢が、永遠に続くとでも？
この世に永遠なる王座などないのだ、英雄よ。
じきに混乱の時代がやってくれば、
あなたの一言で数千の姉妹たちが動くことになるだろう。
我ら側につく、最後の機会を与えよう。
セペル様が造られた玉果を味わい、よく考えてみるのだ。
堕落者たちからトゥラシルの力を抽出して作られたものだ。
我ら側につけば、好きなだけ味わえるぞ。
セペル様が革命の看板になってくれる、
英雄のための真の贈り物だ。

完了対象：アリエン
- セペルの司令官、アリエンの告白を聞く
- セペルの司令官、アリエンの告白を聞く

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必要な動作:

1. NPCに会う: アリエン
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2. NPCに会う: アリエン
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