ID: 12912
ウル人の歴史 II
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カテゴリー: ウルキタ荒野の冒険日誌 II

- 説明 :
レトゥサ遠征隊員チロスがウル人の友人から聞いた内容を記録した本。

カブアからの移住民と共に建てたツングラド大寺院は、ウル人にとって欠かせない生活の一部となった。彼らはカブアの技術と知恵を伝授し、肉体と精神を鍛えるウル人の修練も進化を遂げた。歳月が流れ、自然とカブアからの移住民を大司祭として崇めるようになったウル人たちは、彼らの修練場であったケルモルン荒野も大寺院の拡張工事のために喜んで差し出したという。

ところが、ある日のことだった。尽きることがないと思われた大司祭らの驚くべき知恵が、終焉を迎えたのだ。ウルキタの領地全体から人々が集まり、長年の研究結果を発表する日のこと…溜まりに溜まった闇の精霊の怒りが突如爆発した。だが、「その日」は何事もなかった。ただ轟音が鳴り響いただけであったため、訝しく思いつつも、気に留める者はいなかった。

ところが、しばらくするとテフムリンで大惨事が起きたという知らせが入ってきた。目を真っ赤に染めた人々が互いを殺し合っているというではないか…先祖たちはすぐに勘づいた。大司祭たちは日ごろから闇の精霊を扱っており、ウル人たちは精神を修練していたため、無事だったに過ぎないと。実はその日、一般人たちには闇の精霊の種が沁み込んでいたのだった。

決して消し去ることのできない責任を痛感したツングラド大司祭たちはウル人らに深く謝罪し、全ての痕跡を地下に埋めると、黒い存在、闇の精霊を封印したという。
[相互作用]で獲得可能
- ツングラド遺跡
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Furubayashi 29-08-2023 15:27
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