痺れる遊覧

ID: 11370

痺れる遊覧

知識
カテゴリー: アビス冒険日誌 I

- 説明 :
高く打ち上げた信号弾だけが、生と死の境界を切り裂くだろう。

「こうなると分かっていたら、一人でも多く復讐するんだった。私の罪を償えるのは、私だけだ。」

数え切れないほど多くの囚人を乗せて霧の島に行ってきたが、今回のように騒ぐ奴は初めてだった。そしてこんなに哀れに思えたのも初めてだった。誰かがその者の話を聞けば、何かの事情で数人を怪我させたせいで、この船に乗ったのだと考えるかもしれない。

しかし、彼が怪我させた人は彼自身だった。彼は心の病を患っており、村人たちは彼が口にした言葉に恐怖した。彼が言う復讐の対象は、自分の心の中にいる別の自分だった。彼がこの世でしたことといえば、誰よりも朝早くに起きて道を掃除し、迷子になった動物の世話をして寒さに震える隣人に毛布を渡したことだけだ。しかし、どうしてこのように流れ込んできたのか…。
村人は皆、彼の善行に気付かず、彼の弱いところだけを責め立てた。結局、彼は村でこれ以上暮らせなくなったそうだ。そして残念なことに…私もこの者を助けることができないのだ。彼が島で囚人たちに混ざって、どれくらい生き延びられるか分からない。

ああ、エリアンよ…そこにいらっしゃるのなら、彼をお救いください…。

- 難破した船の船長が残した日記 -

[Abyss One：マグヌスのメイン依頼] を遂行して獲得可能

取得元:

- [マグヌス] 痺れる遊覧