ID: 10446
バアの記録 #12:沈んだ顔
icon 知識
カテゴリー: バアの記録 - 青年期

- 説明 :
外へ出る前までは、オルは僕が何をしているのか気になるといって、バアマキアに頻繁に訪れていた。ところが、近頃はバアマキアに来ない上、あざができた月のような暗い表情をしていた。

その理由について尋ねる度に、話すのをやめてうつむいてしまうのだ。何か悪いことが起きているようで心配になる。オルが訪れたオルゼキアで、いったい何があったのだろうか?

ヨルも心配そうな目で、オルを見つめている様子から、まだ誰にも話していないようだ。オルが心配事を忘れられるように傍にいてあげたいが、まだ作業が終わっていない。僕たちを信じてくれた師匠をおいて、他のことをするわけにはいかなかった。

きっと、その時が来たら、オルは僕に全てを話してくれるだろう。

僕たちは、幼い頃からいつも一緒にいた友達なのだから。
アトラクシオン:ウルキオスとルクレシア
BBCode
HTML


ログインしてコメントを投稿