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バアの記録 #5:胸高鳴る夜
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カテゴリー: バアの記録 - 幼少期

- 説明 :
明日は、初めてアトラクシオンを離れ、バアマキアへと向かう。バアマキア…そこは照り付ける太陽のために皮膚が溶け、焼けるような砂のために足をつけて立っていられないほどの苦痛を感じるという、極限の環境にあるそうだ。果たしてこの僕に、その環境をそのまま移すことなどできるのだろうか?

そのうえ、今後は新たな兵器も考案しなければならない。これまでは自分の体の動きを理解し、人の形をした兵器だけを製作してきた。だが師匠の話によると、外の世界には無数の生命体が存在するという。

ある生命体は関節が僕たちとは反対に曲がり、またある生命体は尻尾が長く伸びているというから、ただただ不思議でならない。
アトラクシオン:ウルキオスとルクレシア
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